敵は違法サイト!漫画村の運営者を特定した弁護士が原作担当のリーガルエンタメ

「弁護士・亜蘭陸法は漫画家になりたい」1巻

ゆうきまひろ原作による武村勇治「弁護士・亜蘭陸法は漫画家になりたい」1巻が、本日12月17日に発売された。

物語は画業30周年の多忙なマンガ家・凄久(すごひさ)のもとに、アシスタントとして19歳の亜蘭陸法がやって来るところから始まる。凄久の目から見てもマンガへの狂おしいまでの愛を感じさせるものの、一向に絵が上達しない亜蘭。そんな日々の中、凄久は元アシスタントの新人マンガ家・由芽が、違法サイト「漫画谷」に作品をアップロードされたことで打ち切りの危機に瀕していることを知る。すると自ら弁護士であることを明かした亜蘭は、「違法アップロードはキャラクターの大量殺人行為」だと怒りに震える。亜蘭は運営者を特定すべく、アシスタント業の傍ら調査を開始するが……。マンガ界の危機に異色の新人アシスタントが立ち向かう、リーガルエンタメだ。

原作者のゆうきは違法アップロードサイト・漫画村の運営者を特定し、サイト閉鎖へのきっかけを作った人物である中島博之弁護士。中島弁護士はこの本で得た印税全額を海賊版サイト撲滅につぎ込むと宣言している。